「ケージで留守番させているけど、そろそろ自由にさせてあげたい」
「でも、いたずらや拾い食いが心配で、なかなか踏み出せない」
我が家のチワワ2匹も子犬の頃はケージで留守番していて、特にピノは、壁もペットシーツもかじるいたずらっ子でした。
そんな2匹のために我が家が選んだのは、柵を使って、少しずつ自由に動ける場所を増やしていくやり方です。
ケージを片付けたばかりの頃は、どこで寝ていいか分からないのか、柵の中でもソワソワと歩き回るばかりでした。
なかなか寝てくれず大変でしたが、1か月ほどたつと、落ち着いて寝てくれるように。
そこから、壁をかじればスプレー、シーツを破ればメッシュと、困りごとに1つずつ向き合いながら広げていき、ピノ10か月・モナ8か月の頃には、リビングで自由に留守番できるようになりました。
我が家のピノとモナは今、ケージを片付けて、リビングフリー(リビングで自由に過ごさせること)で暮らしています。
ここまでの道のりで困ったことを、1つずつまとめていきます。
今回は、留守番をケージからフリーに切りかえた話です。
リビングフリーにしたいと思っている方に向けて、フリーにしていいかの決め手から柵の広げ方まで、我が家のやり方を書いていきます。
- ケージかフリーかは、3つの目安(トイレ・寝られる・いたずら対策)で決める
- いきなり全部フリーにせず、柵で少しずつ広げて、困りごとが見えたらその時に対策する
- 最後は、留守番の長さやご飯の時間など、家の事情にも当てはめて選ぶ
留守番がかわいそうかどうかや、出かける前に片付けておく物は、犬の留守番はかわいそう?カメラで見たら爆睡!我が家の安心準備に書いています。
犬の留守番はケージかフリーか?切りかえの目安は3つ


ネットで調べても「その子しだい」ばっかりで、決められへん…

分かる。うちの子に当てはまるか、知りたいよね😊
ケージとフリーのどちらが正解ということはなく、決め手は、その子の困りごとに1つずつ対応できているかです。
子犬の頃にケージで留守番させていてよかったのは、けがや誤飲の心配がなかったことと、2匹とも寝る場所として落ち着いていたことです。
困りごとにまだ対応できていないうちは、ケージの方が安心して留守番させられると思います。
困りごとは犬によって違い、いたずらが激しい子もいればおとなしい子もいて、拾い食いやおもらしをする子もいます。
我が家が目安にしていたのは、この3つです。
- トイレを、ほぼ失敗しない
- 柵の中で、落ち着いて寝られる
- いたずらに、スプレーや片付けで対応できている
我が家もトイレの失敗がほぼなくなってから切りかえを始めたので、失敗がまだ多いうちは、先にトイレから進めてみてください(子犬がケージから出すとトイレを失敗する…「少しだけ扉を閉めて待つ」で自分から行けるようになった方法)。
フリーにしてからも、たまに失敗することはありますが、その時は黙って片付けています。
「1歳まではケージやサークルが安全」とよく言われるので、1歳前にフリーにした時は「早すぎないかな」と不安もありましたが、今は2匹とも落ち着いて留守番してくれていて、切りかえてよかったなと思っています。
ただし、フリーにしてからも留守番させていれば新しい困りごとは出てくるので、我が家はそのたびに対応してきました。
フリーにする前に!見ておきたい困りごと5つと我が家の対策
我が家でフリーにする前に出た困りごとは、この5つです。

壁・壁紙をかじる
壁をかじるのは、歯の生えかわりの頃が一番多かったです。
かじっているのを見た時に、かじっている場所にスプレーをシュッとかけると、その場では数分でやめてくれました。
留守番中にかじられた所にもスプレーをかけて、そのあと2日ほど、またかじられていないかを見ていきました。
こちらが忘れた頃にまたかじることもありましたが、そのたびにかけ直していたら、今はたまにやるくらいまで減っています。
スプレーは、最初に買った「JOYPET ザ・しつけ かじり&いたずら防止」では効きがいまいちだったので、「TAURUS ガジリノン100」も買ってみたら、こちらの方がよく効きました。
効き方は子によって違い、合わない子もいるので、1つ試して効かなかったら、別のスプレーを試してみるのもいいと思います。
ペットシーツを破る
シーツにはスプレーが効かなかったので、トイレトレーにメッシュをかぶせたら、破れなくなりました。
カーペット・ソファーのカバーをかじる
カーペットは隣の部屋へ移して、ソファーのカバーは、かじっているのを見かけたら「ダメ」と声をかけていました。
かじる子がいるなら、家具はカバーだけ買いかえられる物がおすすめです。
我が家のソファーも、それが決め手でした。
今のソファーを使い続けるなら、いたずらが多い時期だけ、上からソファーカバーや大きいブランケットをかぶせて守る方法も考えられます。
拾い食い
2匹とも、落ちている物は何でも口に入れてしまいます。
出かける前は、食べこぼしやティッシュ、輪ゴムなどの小物まで、床に何も落ちていないかを見て、さっと掃除しています。
ソファーから飛び降りる
飛び降りてケガをしないか心配だったので、ステップの前におやつを置いて、1段ずつ登り降りの練習をしました。
我が家のステップは、さくらドームのドッグステップで、これもカバーだけ買いかえられるのが決め手でした。

かじられると、やっぱり「ああ〜」ってなるよね。でもカバーだけ買いかえられたら、涙目くらいですむんよね🥲
いきなり全部フリーにしない!柵で少しずつ広げる4ステップ

困りごとへの対策が分かったら、いよいよ範囲を広げていきます。
柵で広げていくのがおすすめなのは、広げるたびにその広さで出てくる困りごとが見えて、その時に対策できるからです。
途中でケージを解体して、そのパネルも柵に使いました(作り方と倒れない工夫は子犬のケージがうんちまみれ…「トイレ2か所」で踏まなくなった方法)。
解体できないケージなら、100均のワイヤーネットでも作れます(子犬がケージから出すとトイレを失敗する…「少しだけ扉を閉めて待つ」で自分から行けるようになった方法)。
寝る場所は、落ち着ける場所にしたくて、クレートにしました。
- 柵で囲った場所を作る
ケージごと柵で囲う。広さは、ケージのほかに、給餌器・水・遊ぶ場所などが置けるくらい - ケージを出して、落ち着いて寝られるか見る
ケージを柵から出して、柵の中で落ち着いて寝られるかを見る。出したばかりの頃は、どこで寝ていいか分からないのかソワソワして寝ないので、その時はおもちゃで遊ばせて疲れさせてから入れる。慣れてソワソワしなくなったら、疲れさせなくても大丈夫 - 少し広げて、一度、留守番
飼い主が納得できるまで柵に慣れさせたら、ワイヤーネットを足して少し広げる。家にいる時に、いたずらはないか、トイレに迷わず行けるか、柵を倒したり飛び越えたりしないかを見る。対処できていたら、その広さで一度、留守番をさせてみる - 広げて、リビングフリーへ
留守番で出たいたずらにも対処できたら、また少し広げる。留守番で過ごさせたい広さ(我が家はリビング)まで広げたら、柵を外して、完全なリビングフリーにする
1つの広さで様子を見る長さは飼い主さんが納得できるまでがいいと思いますが、参考までに、我が家は1週間くらいを目安にして、広くなるほど1週間以上かけてじっくり対処しました。
留守番の時間は、我が家は20〜30分から始めて、1時間、3時間と少しずつ延ばしました。
そこから先は、何時間留守番させたいかに合わせて延ばしていけばいいと思います。

我が家は、落ち着いて寝てくれるまで1か月ほどかかりましたが、早い子もゆっくりな子もいるので、その子のペースで見てあげてください。
その広さで一度、留守番をさせてみると、家にいる時には見なかったいたずらが出ることが多かったです。
誰も見ていないと思うのか、ソファーをかじられたり、シーツがビリビリになったりしていました。
おしっこをされたくない家具は、柵を広げる途中で柵の中に入れて、その中でトイレの練習をしておくといいと思います。
我が家はソファーがそうで、ソファーにおしっこをされたのは1回だけでした。
いたずらした場所は、帰ってきた時のかじった跡やシーツの様子で分かるので、その場所に対策できます。
どうやったのかが気になった時だけ、見守りカメラの録画を少し見返しています。
狭い所から始めて、困りごとが見えるたびに対策しながら少しずつ広げて、我が家はリビングフリーまでたどり着きました。
最後は家の事情で!我が家がフリーを選んだ3つの理由
ここまでは犬の困りごとの話でしたが、最後は家の事情です。
ケージかフリーか迷った時は、自分の家の事情とも比べてみてください。

我が家はご飯の時間に帰れない日が多いのですが、我が家のケージには自動給餌器(時間になるとご飯が出る機械)が入らなかったので、フリーにして置けるようにしました。
おかげで、晩ご飯を時間どおりにあげられています。
ケージでは6時間をこえると吠えていましたが、フリーにしてからは、吠えているのを見たことがありません。
「留守番が長い」の目安は、一般には、成犬で4〜6時間くらいと言われることが多いです(出典:ALSOK)。
我が家のようにそれより長く空ける日がある家では、動ける範囲を広げてあげる方がいいと考えました。
この3つのうち、自分の家に当てはまる物が多ければ、フリーも選びやすいと思います。
ただ、留守番が短い家やまだ困りごとに対応している途中の子なら、焦って全部フリーにせず柵の中から少しずつ試してみてください。

給餌器って、すぐに使えるもの?

ピノは最初、ご飯が出てくる音にびっくりして食べへんかったんよ。使う前から音だけ聞かせて慣らしたら、ちゃんと食べてくれるようになったよ。くわしくは共働きで子犬に昼ごはんをあげられない?我が家の乗り切り方に書いたよ😊
夏や冬は?うんちを食べる子は?よくある3つの質問
最後に、ケージからフリーに切りかえる時に、気になりそうなことに答えます。
Q1 夏や冬の留守番は、どうしている?
我が家は、エアコンが効く部屋だけフリーにして、他の部屋はドアを閉めています。
部屋の温度は25度くらいを目安にしていますが、温度は犬の年齢や体調でも変わるので、気になる時は病院にも相談してみてください。
Q2 2匹いるけど、一緒に留守番させて大丈夫?
我が家は基本2匹一緒に留守番させていますが、寝起きや元気いっぱいの時は一緒にすると遊びまくってソファーから飛び降りたりするので、出かける前に、2匹ともフリーのまま別々の部屋に分けています。
どちらの部屋にも、トイレと水、自動給餌器を置いています。
Q3 うんちを食べてしまう子でも、フリーにして大丈夫?
ケージでもフリーでも、留守番中は見ていられないので、しつけで直すのは難しいとされています(出典:アニコム損保(獣医師監修))。
ただ、自分のうんちなら、寄生虫の治療中などでなければ大きな心配はいらないことが多いそうです。
一方で、他の犬のうんちを食べると、寄生虫などがうつるおそれもあります(出典:いぬのきもち)。
急に食べるようになった・食べているのに痩せてきた・下痢や軟便がある時は、病院に相談してみてください。
まとめ:その子のペースで、少しずつフリーに近づけよう

「そろそろ自由にさせてあげたい」と思ったら、焦らず、その子のペースで進めてみてください。
ケージかフリーかは3つの目安で決めて、柵で少しずつ広げていくのが、我が家でうまくいったやり方です。
進めるなら、この順番です。
- 柵で囲った場所から始める(最初は、家にいる時から)
- 困りごとが出たら、その時に対処する
- 範囲と時間を少しずつ広げる
フリーにしてから「早く帰って出してあげなきゃ」と焦る気持ちは減ったけど、かわいい2匹が家で待っていると、やっぱり早く帰りたくなります。
それに2匹は、一緒にいる時間が増えて、前よりもっと仲良しになりました(たまにケンカもしますが)。
留守番を少しずつ工夫していけば、出かける時の飼い主の不安も、待っている愛犬の不安も、少しずつ減っていくと思います。
フリーにしたあとも留守番中の様子が気になる時は、見守りカメラがあると、離れていても様子を見られます。
我が家が使っているカメラの使い心地は、SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPで足りる?犬の留守番を8か月見て分かった5MPとの選び方にまとめています。
留守番のご飯に使っている給餌器は、ドギーマンの給餌器のレビューにまとめています。

うちも、柵の中から少しずつやってみようかな

うん、その子のペースで、1つずつ広げていけば大丈夫やと思うよ😊
「そろそろリビングフリーにしたいな」と思っている方に、我が家のやり方が少しでも参考になれば嬉しいです😊
あなたの家の子には、どんな困りごとがありましたか?
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